姫路ハウスサービス株式会社

働く人にやさしく、地域にもやさしい。事業の根幹に環境配慮を据えた脱炭素経営でSBT認証を取得

icon_purpose目的
事業活動に環境配慮を組み込み、資源循環と脱炭素経営を継続的に推進するため、全社のCO₂排出量を可視化し科学的根拠に基づく削減目標を設定すること。
icon_assignment課題
拠点横断でのエネルギー・燃料データの整理や排出量の一元管理が難しく、継続的なモニタリング体制が構築できていなかったこと。
icon_effect効果
算定データに基づく中小企業版SBT認証の取得に成功し、「働く人にも地域にもやさしい」資源循環を軸としたサステナブル経営モデルを確立した。

環境に配慮し、社会に貢献する事業活動

姫路ハウスサービス株式会社は、プレハブハウスやユニットハウスの販売・レンタル・買取を行い、現場課題の解決と資源循環の両立に取り組んでいます。自社で設計・開発した「再利用可能な間仕切りパネル」により、従来は廃棄していた資材を有効活用。廃棄物を約95%削減し、施工時間の短縮にも大きく貢献しています。
さらに、タイルカーペットの洗浄・再利用など、リユース/リサイクルを着実に推進。燃料や資材の安全管理を徹底し、エコドライブ等の取り組みも含め、事業活動全体の環境負荷低減に向けた体制を整えています。

脱炭素経営の起点は「見える化」

同社は、全社的な脱炭素の取り組みに向け、まずScope1・2のCO₂排出量を定量的に把握する必要性を明確化。拠点横断でのデータ収集・整理を進め、継続的なモニタリングと改善につなげる“見える化”を出発点に据えています。

SBT(Science Based Targets)認証の取得

温室効果ガス削減目標はSBTイニシアチブ(SBTi)より承認されており、科学的根拠に基づいた削減を中長期で進める方針です。中小企業版SBTの承認は、同社の実務に根差した資源循環の取り組みと、排出量の見える化を軸にした経営姿勢が、外部からも評価されたことを示しています。

人・地域・次世代のために

働きやすい職場づくりや地域社会への貢献も重視。現場の安全・品質を守りながら、資源を大切にする事業運営を通じて、**「働く人にやさしく、地域にもやさしく」**を実装するサステナブル経営の実例となっています。

GXに挑む多様な現場で、
私たちは“最初の一歩”を支援しています。
課題が明確でなくても構いません。
まずはCO₂算定や補助金の活用余地など、無料でご相談いただけます。