2026.11.05

デンキチェックに「拠点の電力管理」機能を追加。全拠点の電気代を請求書から1つの表で管理

株式会社タンソーマンGXは、法人向け電気代削減サービス「デンキチェック」に、「拠点の電力管理」機能を2026年11月5日に追加しました。全拠点分の請求書をまとめて登録すると、AIが内容を読み取って拠点ごとに振り分け、電力会社が異なる拠点の電気代・使用量・単価を1つの表で管理できます。請求書のほか、電力会社のサイトからダウンロードしたCSVも取り込めます。あわせて、再生可能エネルギー100%の電気に切り替えた場合のCO2削減量の表示、電力会社の切り替え案内を表示しない専用の入口の追加、AI読み取りの高速化を行いました。いずれも無料でご利用いただけます。

更新内容の一覧

  • 全拠点分の請求書の一括登録

  • 電力会社のサイトからダウンロードしたCSVの取り込み

  • 請求書の内容からの拠点の自動作成

  • 拠点×月の一覧

  • 再エネ100%にした場合のCO2削減量の表示

  • 電力会社の切り替え案内を表示しない専用の入口

  • AI読み取り・AIチャットの高速化と読み取りの改善

全拠点分の請求書を一括で登録

毎月の請求書を、全拠点分まとめて1つの画面から登録できるようになりました。ファイルを選択すると、AIが電力会社・対象月・請求金額・使用量を読み取り、拠点ごとに振り分けます。

請求書・CSVの登録画面の表示例
  • 対応形式:PDF・写真・CSV・ZIPに対応し、複数のファイルをまとめて選択できます。複数ページのPDFは1ページずつ読み取ります。

  • 電力会社:電力会社を問わずアップロードできます。

  • 振り分けの手がかり:供給地点特定番号、住所、名前、お客さま番号を順に照合し、候補が1つに絞れた場合に振り分けます。

  • 判定できない請求書:「要確認」と表示し、担当者が振り分け先を選択します。読み取った金額や使用量も画面上で修正できます。

  • 読み込み直し:同じ請求書を読み込み直した場合は置き換えられ、二重に計上されません。

電力会社のサイトからダウンロードしたCSVの取り込み

電力会社の会員サイトからダウンロードしたCSVも、請求書と同じ画面から登録できます。AIがCSVの構成、各列の意味、前書きやファイル名に記載された共通情報を読み取り、金額や使用量の値はプログラムが列から取り出します。

  • 対象:拠点(契約)ごと・月ごとの請求金額または使用量が分かるCSVです。30分値や日別の使用量、費目ごとの料金内訳のみの一覧は対象外です。

  • 対応する形式:1行に1か月分を記載した形式、1行に複数の月が横に並ぶ形式、前書きや合計行を含む形式に対応します。文字コードはShift_JIS・UTF-8・UTF-16に対応します。

  • 同じ地点・同じ月の行:同じ値の行は1行にまとめ、電灯と動力のように値が異なる行は合計します。

  • 電力会社名:CSVに記載がない場合は、登録時に画面で確認します。

  • 金額の列がないCSV:使用量のみを登録します。同じ地点・同じ月の請求書として照合できる場合は、金額が補われます。

登録のない拠点は請求書・CSVの住所や名前から自動で作成

事前に拠点を登録していなくても、請求書やCSVの登録を開始できます。既存の拠点に振り分けられない請求書やCSVの行は、読み取った住所や名前をもとに拠点を新しく作成して振り分けます。

  • 名前やお客さま番号が同じでも、住所が異なる場合は別の拠点として扱います。

  • 候補が複数ある請求書や、複数の拠点を登録している会社で場所の手がかりがない請求書は、拠点を作成せず「要確認」と表示します。

  • 自動で作成した拠点は、請求書の移動や削除によって請求書がなくなると自動で削除されます。拠点の情報を編集した場合や、タンソチェックへ共有した場合は残ります。

拠点×月の一覧

拠点を縦、月を横に並べた表で、直近12か月の電気代・使用量・単価を確認できます。電力会社が異なる拠点も同じ表に並ぶため、電力会社ごとの会員サイトを確認して集計する必要がありません。

拠点×月の一覧の表示例
  • 全拠点の合計と12か月計、最新月の電気代・使用量・平均単価を表示します。

  • 表の値は読み取った請求書・CSVの値であり、推定値は含みません。金額は税込・再エネ賦課金込みの請求額です。

  • 1つの拠点に複数の契約がある場合は、合計して表示します。

再エネ100%にした場合のCO2削減量

再生可能エネルギー100%の電気に切り替えた場合のCO2削減量の目安を、「拠点×月の一覧」とダッシュボードに表示します。現在の電気の排出量(使用量×排出係数)が、そのまま削減量となります。

再エネ100%にした場合のCO2削減量の表示例

係数には環境省・経済産業省が公表する電気事業者別排出係数を使用し、次の順に適用します。

  • タンソチェックで算定済みの月は、その算定結果

  • 拠点で選択した料金メニューの係数

  • 契約している電力会社の残差の係数

  • 電力会社の係数が不明な場合は、国の代替値

係数が0の契約は、CO2削減量を0として表示します。報告書に用いる排出量の算定は、タンソチェックで行います。

電力会社の切り替え案内を表示しない専用の入口

電力契約の見直しを必要としない企業向けに、電気代の管理に絞って利用できる専用の入口を追加しました。専用の入口から登録した会社には、電力会社の切り替え・比較、答え合わせ診断、かんたん診断、提携事業者の案内、AIチャットを表示しません。登録後は請求書・CSVの登録画面へ進み、拠点ごとの電気代と使用量の管理を開始できます。

太陽光の屋根診断と見積依頼は、引き続きご利用いただけます。すでにアカウントをお持ちの会社にも、同じ設定を適用できます。ご希望の場合はお問い合わせください。

AI読み取りとAIチャットの改善

請求書の読み取りとAIチャットに使用するAIモデルを、新しい世代に切り替えました。テスト用の請求書による社内計測では、読み取り時間の中央値が5.6秒から1.9秒に、AIチャットの応答時間が7.8秒から1.3秒に短縮されました。読み取り結果は従来とほぼ同等であることを確認しています。

  • ガスや電話の請求書、見積書の金額を、電気代として読み取らないように改善しました。

  • 全角で読み取られた数字と英字を半角にそろえ、後続の計算に正しく渡るようにしました。

  • 答え合わせ診断では、請求額の2割以上の消費税を読み間違いとして扱い、計算に使用しないようにしました。

  • AIチャットの回答に見出しと表を使わないようにし、画面での読みやすさを改善しました。

ご利用方法

  1. デンキチェックにログインし、「拠点」画面の「請求書・CSVを登録」を開きます。

  2. 請求書またはCSVのファイル(PDF・写真・CSV・ZIP)を選択します。

  3. 「要確認」と表示された請求書があれば、振り分け先や金額を確認します。

  4. 「拠点×月の一覧」で、電気代・使用量・単価・CO2削減量を確認します。

デンキチェック:https://denkicheck.jp/

※掲載した画面は表示例です。拠点名、電力会社名、数値は架空のものです。

お問い合わせ

株式会社タンソーマンGX 担当:福元
メール:info@tanso-man.com
電話:03-6555-8314(平日)

※本記事は、株式会社タンソーマンGXの公式note(2026年11月5日掲載)からの転載です。noteで読む

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