2026.02.24

なぜ僕が「電気代削減」の仕事に人生を懸けているのか【タンソーマンGX福元惇二】デンキチェック

こんにちは!株式会社タンソーマンGXの代表をしている、福元惇二です。

今回は、僕の自己紹介も兼ねて、なぜ今この「デンキチェック」という電気代削減の再エネ導入支援サービスをやっているのか、その背景にある僕自身の経験と考えをお話しさせてもらえたらと思います。

渋谷オフィスの近くで写真撮影
渋谷オフィスの近くで写真撮影

大阪で生まれる

まず最初にお話ししておかないといけないのは、僕は大阪出身で、バリバリの関西人だということです。

大阪生まれのやんちゃな子供
大阪生まれのやんちゃな子供

思えば、私の人生は常に「熱狂」と共にありました。学生時代はラグビー部に所属したり、「とにかく目立ちたい!」という強烈なエネルギーの塊のような生き物でした。学生時代の音楽コンクールでは、迷わず指揮者に立候補しました。大勢の人前に立ち、タクトを振って全員の呼吸と心を一つに束ね上げる。その瞬間に、鳥肌が立つほどの生きがいを感じていたのです。
「人前で何かを成し遂げたい!」「絶対に代表になりたい!」「みんなを引っ張る、最強のリーダーでありたい!」。その自己表現への渇望は、誰にも負けないと自負していました。

ラグビー部時代の写真
ラグビー部時代の写真

一方で、大学は関西の四年制大学に進学しましたが、私の探求心はそれだけでは満たされませんでした。あふれ出る知識への渇望を抑えきれず、通信制で慶應義塾大学の文学部にも入学するという道も選びました。

グラウンドで汗と泥にまみれた「圧倒的な情熱」と、物事の本質を論理的に突き詰めようとする「哲学的な思考」。この相反するような二つの要素の融合こそが、「福元惇二」という人間の確固たる核を創り上げました。

「自分が先頭に立って、経済を動かしたい」

この抑えきれない強烈なエネルギーと野心を胸に抱いたまま、私は社会という巨大な荒波、あの熾烈な証券営業の世界へと飛び込んでいくことになります。

証券マン時代に感じた葛藤

3億円の投資信託販売達成記念
3億円の投資信託販売達成記念

新卒で入社したのはみずほフィナンシャルグループで、みずほ証券という会社でした 。法人向けの投資信託やコンサルティング営業を担当し、ありがたいことにこの仕事は自分に合っていたようで、1年目で年間130件もの新規開拓に成功しました 。社長賞をいただくなど、順調な滑り出しを切ることができたのです 。この業界での経験が、僕の中に大きな葛藤を生むことになります 。

当時僕が主に販売していたのは、ドル建ての投資信託や外国株式など、どうしてもリスクが伴う商品でした 。もちろん、長期的に見ればお客様のためになると信じておすすめしていたのですが、為替の変動といった「外部要因」によって、1年後、あるいはたった1日後に価値が下がってしまうことがあります 。僕の提案がきっかけで、お客様が一時的にでも損をしてしまう可能性があったのです 。

それが、どうも僕の性には合いませんでした。「一喜一憂しない、もっと確実にお客様の売上や利益に貢献できる仕事がしたい」と、強く思うようになっていきました 。

ITコンサルとして独立。でも、また同じ壁に…

その思いから、僕は金融業界を離れ、ITコンサルタントとして独立する道を選びます。主には、中小企業が魂を込めて作った素晴らしい製品を、ECサイトやWebマーケティングの力で全国に広めていくという仕事です。
この仕事は本当にやりがいがありました。

しかし、Webマーケティングの仕事を続ける中で、またしても証券マン時代と同じ「不確実性」という壁にぶつかるんです。

例えば、FacebookやInstagramに広告を出しても、SEOハックによりGoogleの検索上位を上げても、アルゴリズムの変更といった、またしても「外部要因」によって期待した効果が出ないことがある。僕が良いと思って提案したことで、お客様が広告費という大切なお金を失ってしまうかもしれない…。

「どうすれば、絶対にお客様を損させずに、確実な成果を届けられるんだろう?」

僕はまた、もがき苦しむことになりました。

「脱炭素」という光と、「タンソチェック」開発の挫折

そんな悩みを抱えていた2020年頃、僕は本格的に「カーボンニュートラル」「脱炭素」の事業に舵を切ることを決意します。これからの時代、脱炭素経営に取り組むような環境に目を向けている企業が間違いなく評価される。そして何より、これなら「お客様が損をすることはない」と直感したんです。

そして、このタイミングで、僕は大きな決断をします。事業の拠点を、慣れ親しんだ大阪から東京に移したのです。

なぜなら、当時から「脱炭素」という新しい潮流に大きな可能性を感じていて、その中心地が間違いなく東京だと確信していたからです。関西のマーケットももちろん大きいですが、特に脱炭素への感度が高い企業が集中していたのが、やはり東京でした。「もっと大きなフィールドで、この新しい挑戦をしたい」。そんな想いを胸に、僕は上京しました。

幸いにも、この事業の可能性を信じてくれる投資家の方々との出会いにも恵まれ、資金調達にも成功することができました。そして、まず僕たちが開発したのが、「タンソチェック」という、企業のCO2排出量を可視化するツールでした。「まずは現状を知ることから始めよう」と考えたわけです。

CO2算定SaaS「タンソチェック」は2000社に導入されました
CO2算定SaaS「タンソチェック」は2000社に導入されました

この「タンソチェック」自体は、技術的にも非常に良いものができたと自負しています。実際に、導入してくださった企業様からは「支援のおかげで企業価値が上がった」「若手採用で有利になった」といった嬉しい声もいただくことができました。

しかし、ある日、中小企業のお客様から言われた一言が僕の心に突き刺さります。

衝撃でした。
「CO2排出量が見えたところで何円の得があるの?」「結局、うちの会社に何のメリットがあるの?」その方はおっしゃられました。

僕達の仕事の本質が全く伝わっていないという絶望。どれだけ社会的に意義のあることでも、「今、目の前の明確なコストメリット」がなければ、前には進まないんだ、と。その冷酷な真実に、僕は気づかされたんです。

原点回帰。そして「デンキチェック」の誕生

僕はもう一度、原点に立ち返りました。「必ず、100%、わかりやすくお客様に目に見える成果を出せるものは何か」。

その答えが、「経費削減」でした。しかも、脱炭素のコンサルティングで培った「電気」の知識を使えば、外部要因に左右されることなく、企業様に「確実なコスト削減」という結果を約束できる。そう気づいたんです。

こうして、今の電気代削減を目的とした「デンキチェック」というサービスは生まれました。

関連記事:「脱炭素なんて意味がない。契約は打ち切らせてほしい。」の一言から始まったプロダクト〜電気AI診断「デンキチェック」の開発

この省エネや再エネの世界は、お客様に分かりにくい部分が多いかもしれません。でも、だからこそ僕たちが間に入ることで、難解なものを分かりやすく解きほぐして、確実な利益をもたらすことができる。そこに、僕は大きなやりがいを感じています。

僕たちがやりたいのは、単なる電気代の削減ではありません。電気代削減という、誰の目にも明らかなメリットをきっかけにして、お客様が「知らぬ間に、会社が脱炭素経営になっていた」という状態を作り出すこと。

これこそが、僕がずっと探し求めていた、お客様を絶対に損させない、究極の理想形なんです。

この「デンキチェック」というサービスを通じて、これからも僕は、出会うすべての企業様を「絶対に勝たせる」ために、全力で走り続けます。

デンキチェック® 電気AI診断 – 再エネ電力・太陽光発電システムの見積もり取得プラットフォーム

※本記事は、株式会社タンソーマンGXの公式note(2026年2月24日掲載)からの転載です。noteで読む

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